Unclaimed Moneyとは
オーストラリア滞在時に使用していた銀行口座を解約せずに日本へ帰国した場合や、日本に帰国後もスーパーアニュエーションの返金手続きをしない場合、ある一定の期間を於いた後、口座が凍結されUnclaimed MoneyとしてASICやATOが管理する口座へ移行されます。又、株式の配当や投資の分配金、家賃の過払い、ボンドの返金などにあたり振込先がない場合も同様に、一定期間経過後Unclaimed MoneyとしてASICが管理する口座へ移行されます。
銀行口座
2015年12月31日より、7年以上(2012年度から2015年までの間は3年以上)口座に動きが無ければUnclaimed Moneyとみなされます。なお、利息の受け取りや口座手数料支払いなどは口座の動きとしてみなされませんので、6 – 7年に一度、$1でも良いので振込み又は支払いを行う事でUnclaimed Moneyになることを回避できます。
2013年7月1日より、Unclaimed MoneyとしてASICへ移行された金額に対しても政府から利息が付くようになりました。
自分のお金が移行されているかASICのMoney Smartのサイトから苗字を入れるだけで検索する事ができ、手続きをすれば払い戻しを受けられます。
スーパーアニュエーション
2019年7月1日より、16カ月以上振り込みがなく、残高が$6,000以下の口座はUnclaimed SuperとみなされATOへ移行されることになりました。
自分のスーパーアニュエーションがATOへ移行されているかmyGovでチェックする事ができます。他にもスーパーアニュエーションの口座がある場合、一つのスーパーアニュエーションファンドに統合する手続きを依頼する事で、ATOへ移行されたスーパーアニュエーションも併せて統合する事ができます。
DASPでスーパーアニュエーションの返金手続きをする場合、ATOへ移行されたスーパーアニュエーションに対しても、他のスーパーアニュエーションファンドと同様の手続きで払い戻しを受けられます。
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