Tax File Number Declaration
仕事を始めた際に、最初の給与をもらう前に提出しなければならない書類が、TFN Declarationです。通常、雇用主が従業員へ渡し、従業員が以下の9つの必要事項を記入して雇用主に提出します。2022年より雇用主はATOのオンラインサービス、または会計ソフトから、従業員はmyGovからTFN Declarationを提出する事が出来るようになりました。
- Tax File Number
- 名前
- オーストラリアでの住所
- 2で出した名前以外にATOに知られている名前 *1
- Email Address
- 生年月日
- 雇用の形態 *2
- 税制上の区分 *3
- 税制上の居住者への非課税控除の申請 *4
- オーストラリアの奨学金残高の有無 *5
*1 問4については前回のタックスリターン以降、TFN Declarationを書くまでの間に氏名が変わった場合のみ記入し、変更がない場合は空欄のままで構いません。
*2 問7については、正社員(Full-time、Pert-time)、派遣(Labour hire)、年金受給(Superannuation)、アルバイト(Casual)の順になっていますので、合った雇用形態にXを入れてください。
*3 問8では、税制上の居住者、非居住者又はワーホリと三つの区分に分かれています。 居住者、非居住者についてはこちらを参照してください。
*4 問9では、非居住者又はワーホリの場合は非課税控除の対象外であるためNoを、税制上の居住者であり、主たる収入(メインの収入)に該当する場合はYesを、掛け持ちなど副収入(セカンドジョブ等)に該当する場合はNoを選択します。ここでNoを選択した場合、最初の1ドルから税金を源泉徴収されますので、年度末のタックスリターンでの追徴課税の恐れを少なくすることができます。
*5 問10ではHELPと呼ばれる奨学金など政府から借金がある場合にYesに、なければNoにXを入れてください。