Australian Business Number – ABNとは

Australian Business Number

ABNは事業を起こす際に取得することができます。趣味程度であれば、収入があったとしてもABNは必要ありません。逆に、ソロトレーダー(個人事業主)がABN取得したとしても、ATOが事業の実態がないとみなした場合、ABNを取り消されることがります。ABN取得に際して、ソロトレーダーであれば個人の、カンパニー(会社)であればカンパニーの、パートナーシップやトラストであればパートナーやトラスティ―のTFNが必要です。申し込みはオンラインで無料で申請できます。それぞれの事業形態についてはこちらの記事を参考にしてください。

コントラクター

従業員としてではなくコントラクター(請負人)として働く場合には、雇用主からTax File Number(TFN)ではなく、ABNを求められることがあります。雇用主は、コントラクターを使うと、従業員として働く時に必要な所得税の源泉徴収(PAYG Withholding)や、スーパーアニュエーション(Superannuation Gurantee)の支払義務を負わないため、従業員をコントラクターとして働かせようとするケースがあります。しかし、従業員がコントラクターとして認められるには、コントラクターが、サブコントラクター(下請け人)を使う事ができる事、自身の設備や備品を使い、時間給ではなく成果についての対価にて報酬が支払われる等の条件を満たす事が要求されます。